始末書 書き方
始末書 書き方

始末書を書かせるには就業規則が必要

始末書を書かせるには就業規則が必要

 

「始末書」って聞いたことありますか?


始末書は、業務などにおいて過失や規程違反を犯した者が、
事実関係を簡潔にしるし、お詫びと二度と起こさないということを誓約させる
ための文書です。


公務員であれば、戒告(譴責)、訓告で始末書の提出を求められることになります。
民間企業でも同様に、始末書を要求することがあります。


しかし、民間企業の場合、職務規程(就業規則)に始末書の提出を定める条項が必要です。


民間企業では、個人の意思の自由が尊重されるからです。


職務規程(就業規則)がないと始末書による懲戒処分はできませんし、
職務規程(就業規則)に書かれてある懲戒事由に該当しない言動についても、
始末書による懲戒処分を行うことはできません。


公務員ならまだしも、職務規程の整備されていない民間会社で
むやみやたらに始末書を書かせる上司がいますよね?


ちょっと調べてみたら、実は、あなたは、「懲戒処分される理由がなかった!」
ってことになるかもしれませんよ。